メモ+タイプライター+壁紙◎
スティーブン・モリッシーがジョニー・マーと出会い「ザ・スミス」が誕生する直前までのお話です
暗くて陰鬱な印象ですが『ショップリフターズ』より遥かに良かったです
本人は内容を否定しているようなのでフィクションとして観ることをお勧めします
スミス結成までの話なのでスミスの楽曲は出て来ません
そこが私にとっては好印象でした
読書家で才能を秘めたモリッシーが他者を鋭く観察し毒を吐くのが面白かったです
自己肯定と自己嫌悪の板挟みに苦しむ姿もリアルでした
私生活では社会不適合と思われるシーンも多く紙一重の人物だったのかも知れません
モリッシーの信者でもファンでもないので描かれいてるであろうキーワードや描写は拾えませんでした
夢と現実の間で揺れ動き傷付き悶々とする若者の前に道が開けるラストが救いでした💕