しちれゆ

イングランド・イズ・マイン モリッシー, はじまりの物語のしちれゆのレビュー・感想・評価

3.6
スティーヴン・モリッシーについてはあまり知らないのだがイギリスの1970~80年代のユース・カルチャーに関心があって見に行きました。
先ず、ジャック・ロウデン(『ダンケルク』)が実際のスティーヴンよりかなりイケメンなのが映画あるある。こじらせキャラの内気なメガネ男子スティーヴンに萌えるw でも彼可愛い顔して超辛辣な音楽レビューを投稿していたんですね。これがのちの″毒舌モリッシー″の原型だったんでしょう。
そして彼の母親がとても素敵。「小さい頃 机の上で歌っていたあなた、自分の世界を創るのよ。この世にあなたのレプリカは存在しない。」モリッシーがまだ只のスティーヴンだった頃、可愛い小花柄の壁紙の家で彼を愛し育んだ母親エリザベス。
大好きな2014年英映画『ノーザン・ソウル』でも主人公たちはアメリカに行くという夢を持ち、スティーヴンの部屋にも大きなジェームズ・ディーンのポスター、この頃のイギリスの若者が自国の文化よりアメリカ!と思っていたの、それが若さなんだなあ。
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