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イングランド・イズ・マイン モリッシー, はじまりの物語のMovingMoviesのレビュー・感想・評価

4.0
長髪、美形なので、モリッシーというより「エコ・バニ」のイアン・マッカロクか?とか突っこみつつ、ああ、ジョニー・マーがすぐそこにいるのにとお約束のやきもきしながら観る。「鉛筆けずり課主任」の自分には眩しい映画である。
1976年から1982年の6年間の描き方あるいは描かなさにこの映画の良い点があるように思う。
実在の人物がモデルの映画は史実に忠実であろうとして焦点をしぼれず、しばしば失敗する。(「史実」と「忠実」って似てますね)この映画はそれを回避した。
友人のアンジーは格好いい。ロンドンに行ってしまう彼女に、僕はどうすればいいと、なきつくモリッシー。アンジーは答える「死んじゃえば」。アニキのようだ。