2018年 試写鑑賞 61
戦後、性的少数者への理解がなく、人々の差別の中でもディーバとして強く生きてきた7人?8人?にスポットを当てて、彼女たちの最後の舞台を追いかける。
印象的だったのが80近いおばあちゃんが、舞台の最後で、初めて愛するパートナーと結婚出来たっていうシーンは思い出すだけで涙が溢れるくらい。
この舞台を創り上げていく過程で語られた彼女たちの自由気ままなようで居て、これまでの苦悩や、苦労がにじみだしている言葉の節々に、複雑な気持ちと、もっともっと世界の一人一人を人種とか性別で区別しない世の中になっていったら良いなあと言う思いでじんわりする作品でした。