今観るとかなり豪華なキャストが揃っているゴシックホラーです。
『1917』のジョージ・マッケイさんを主演に『ラストナイト・イン・ソーホー』のアニャさん、『X』のミア・ゴスさんの新世代ホラーヒロインの共演…。
さらに『ストレンジャー・シングス』まで、2017年で次世代スター候補を集めたのでしょうが、全員独自のスターになっています。
ヨーロッパのホラー映画、怪談映画が得意とするゴシックホラーなので、非常に似たような作品もあります。
よくゴシックホラーで描かれる時代よりは最近の時代になっているので、多少近代に染まって来てはいます。
だからこそ、時代劇とは違う、少し捻った映画になっています。
幽霊とも殺人鬼とも取れるようにしながら、迎えるどんでん返し。
『永遠の子どもたち』の脚本家が監督と脚本を担当しているので、さすがの構成と凝った演出です。
生と死とトラウマと精神の関係をテーマにして、ゾッとさせつつ考えさせる映画ですね。
