ゴッズ・オウン・カントリーの作品情報・感想・評価

上映館(5館)

「ゴッズ・オウン・カントリー」に投稿された感想・評価

pencil

pencilの感想・評価

3.9
登場人物、台詞、音楽全てがかなり絞られてて、ヨークシャーの田舎の閉鎖的で重苦しい感じや、辛い日常から逃れられない主人公のやりきれない現状がすごく伝わってきた。
台詞は少ないけど、その一つ一つが主人公2人や、その家族の気持ちを丁寧に表現していて素晴らしかった。
劇中の音楽も少なかったけどその分音楽に感情を持ってかれる事なく映画に没頭できた気がする。
ヨークシャーの景色が最初と最後で印象が変わって見えた。
絵画のような美しい映画…
ブロークバックマウンテンのような陰鬱とした雰囲気を覚悟してたけど意外にも淡々とした気持ちで鑑賞できた
「ヘンタイ」「ホモ野郎」の罵り合いが最後に効いてくるのがいいね…

子羊を胸に入れて火にあたるゲオルゲが愛…って感じ
ぬげこ

ぬげこの感想・評価

3.0
ゲオルゲとヤギ
が愛おしかった。

ジョニーがクズ男すぎる気がしましたけれども、あの荒んだ子をゲオルゲのスパダリ感が全て包み込んでいました。

内容と素晴らしい景色のアンバランスさが良かったです。
久しぶりの遠出鑑賞。

もうどれぐらいこんな期待も何も湧かない地を見てなかっただろう。音楽も台詞も遠ざける閉塞感。閉塞感の苛立ちは期間労働者としてやって来た男ゲオルゲに向けられる。何事も極限まで気付かない大切さ。ジョニーの終盤の言葉「変わりたいんだ」に全てがこもってる。

彼らの生き方に否定的な描かれ方は無く、処々で感じる生まれ変わりの描写にささやかな安堵感を抱く。

寒々しい映像とゲオルゲの生活知識がヤバくて惚れぼれした。
MEK

MEKの感想・評価

4.0
もう一生観れないんだ………って嘆いてたら地元で上映してくださってた!ありがたや~😭🙏🏻そしてソフト化おめでとうございます~~~!

🐏

美しいけど寂しいヨークシャーの風景、2人の青年、なんてエモーショナルな恋、、;;
お風呂のシーンが好きすぎる🛁🍻

知識が豊富で優しい、スーパーダーリンのゲオルゲ。最初は敵意むき出しだったジョニーが笑顔をみせてくれるの(ン~~~ッ😊😊😊😊)てなりました。恋を、しちゃってるじゃないの……

あと、羊めっちゃかわいい。
「神の恵みの土地(ゴッズ・オウン・カントリー)」と呼ばれる、自然豊かなヨークシャー地方。
日常に疲弊しやさぐれる、奔放な牧場の跡取りのもとに、東欧出身の季節労働者がやってくる。1人での仕事に慣れていた跡取りは、父親が勝手に雇った季節労働者を初めは疎ましく思っていたが、季節労働者の仕事への真摯な姿勢や懐の広さに惹かれはじめ、やがて体を重ねるように。今までになかった、丁寧に愛される悦びを知ることになるが…

もうこれハーレクインロマンスやん! たまたま男性同士ってだけで。それくらい普遍的な愛の物語。
「たまたまオーディナリーな設定じゃないだけ」っていうのは、ブラックパンサーやオーシャンズ8、クレイジーリッチ!と同様で。
観客が絶対思い浮かべるであろう、ブロークバック・マウンテンのような死にそうな苦悩も(偏見はあるだろうけど)、同性愛映画にありがちな耽美な雰囲気もない。むしろ結構生々しい。でも、だからこそ何の注釈もいらない愛の物語と受け止められる。

若者らしく夢を追うのを諦め、第一次産業を取り巻く厳しい現状や介護問題などの重圧から逃れるように、飲酒と刹那的なセックスを繰り返してきた酪農牧場の跡取りの青年ジョニー。
異国から来た季節労働者のゲオルゲに丁寧に愛され、だんだん表情に生気が宿り可愛らしくなってくるのが素敵でした。荒涼たるヨークシャーの景色も、だんだん色づき美しく見えてくるのは、恋に落ちたジョニーの目線かな。

愛されること、ひとりじゃないって思えることは強いし、誰しもが愛の力で生まれ変われるんだ。そんなポジティブで普遍的なラブストーリーでした。
映画って言葉と音楽に操られている部分が多いんだろうな。それを払拭してくれる作品。前を向いたときに流れたピアノの音が響いた。表情と感情がぶつかって、淋しさと美しいが混在した風景が一層掻き立てる。素晴らしい。
うめ

うめの感想・評価

4.0
一人で観に行って正解だった(笑)
固定された人間関係や土地の閉塞感に辟易している主人公ジョニーとその世界の色を変えてくれたゲオルゲ。
ゲオルゲがいるだけで、ジョニーの前に広がる景色が色付いていき、しあわせは人の心の中にあるんだなぁと思わせてくれる作品。
ラスト近く、父や祖母とのやり取りの変化もいい。互いの小さな前進が未来を明るく感じさせてくれる。
Michelle

Michelleの感想・評価

5.0
今まで観たことが無かった美しいラブストーリー。会話が少ないながらも、表情で感情を伝える演技力が凄い。心が荒んでしまった青年が心を開くまでの成長が愛おしく、彼を成長させてくれた移民の青年がまるで神のよう
hrsw

hrswの感想・評価

4.5
とても良い映画でした。同性愛の映画になるだろうけど、2人の孤独感とかなかなか変えられない自分の状況とか、良い物語になってた。ほぼ音楽ないところも、映像の色味も好みだった。
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