イギーポッポ

武蔵-むさし-のイギーポッポのレビュー・感想・評価

武蔵-むさし-(2019年製作の映画)
2.8
劇中で姉に諭されるように、所詮刀は人殺しの道具。ゆえに人を殺すシーンは綺麗なモノであるはずがない。泥まみれ血まみれの蹴ったり殴ったり噛んだり何でもアリの生き残るために相手を殺す様には、もはや「チャンバラ」としての様式美は無い。何故剣なのか?何故戦うのか?を問いかけながら物語は進む。その対角線には、剣と政治の違いに居場所をなくす小次郎。時代に取り残された両者の仕組まれた決闘。

全体的に暗すぎて起伏もなく淡々としてて…かなり好みでーす!