ゴン吉

西部魂のゴン吉のレビュー・感想・評価

西部魂(1941年製作の映画)
4.0
電信線が引かれる時代の西部劇。
オリジナルはカラー作品ですが、日本では白黒で劇場公開。

1861年、リンカーンが大統領の時代、ウエスタン・ユニオン電信会社は、ネブラスカのオマハからソルト・レイク・シティまで電信線を引こうとしていた。
技師長エドワード・クレイトンは現地視察の折、馬に蹴られて重傷で倒れたところを、通りかかったお尋ね者のヴァンス・ショウに助けられる。
その後、クレイトンは電話工事に着手するが、工事人の中にショウがいた。
一方、ハーバード大出身の電信技手のリチャードも一行に加わる。
リチャードとショウはクレイトンの妹に一目ぼれして、二人で口説き合戦が始まる。
一方、工事が進むにつれて牛や馬が何者かに強奪され、キャンプ地は放火までされてしまう。 
果たして犯人は何者なのか? 

西部開拓時代の電話線工事の様子が勉強になった。
ユーモアと人情が混じった作品で楽しめた。
先住民との駆け引きも見どころです。
コックの爺さんが良い味出してました。
前半は三角関係が楽しめたので、終盤もロマンスをもっと盛り上げてほしかったかな。

「彼の眠る町はここから遠いがきっと聴いている!」 

2021.7 BS TVで鑑賞
2020.11 BS TVで鑑賞
ゴン吉

ゴン吉