トランスマスター

バイスのトランスマスターのレビュー・感想・評価

バイス(2018年製作の映画)
3.0
♯ 21 ソックリさんの見本市

ワイオミング州の酔っ払いの電気工からブッシュJr政権で副大統領まで上り詰めたディック・チェイニー副大統領が主人公。パートナーを失望させない為、共和党のインターンとして政治の世界に入る。そこで知り合ったラムズフェルド下院議員をドンと仰ぎ、政治の世界で頭角を表していく。大統領主席補佐官→ブッシュ・シニア政権では国防長官を務め、ブッシュJrで副大統領に就任し911発生時の対応などを映像化した実話ベースの物語です。

◆良い点/注目ポイント
・ブッシュJrの小物的な描き方はマイケル・ムーア監督のドキュメント映画並に悪意のある描写です。
・ブッシュJr政権の閣僚→ライス国務長官やパウエル国務長官はかなり本人に似せていてスマホの画面では本人と間違えるほどのクオリティでした。しかしラムズフェルド国防長官だけはは体格と顔があまり似ていません。
・主演のクリスチャン・ベールの肉体改造は凄すぎます。『マシニスト』から何キロ増量したのかとても気になりました。

◆改善点
・なし。

◆総括
・ガテン系の職人から副大統領までのし上がる男ってロマンがあります。
主人公のインターンの頃ラムズフェルド下院議員に仕えていた時のチェイニーの3つの行動様式は非常に参考になりました。

私も『ワイスピ』マラソンしようかな♪

-2021年 21本目-