本当はアカデミー賞発表前に見たくてありとあらゆる媒体に応募していたのだけど、ほぼ執念で今日の試写会をゲットして行ってまいりました。会場は男性多めそして年齢層ちょっと高め、まあ題材からしたらターゲット層に合っていると感じた。
見やすい、わかりやすいと聞いていたのであまり勉強せずに挑んだのだけど、思ってたより政治用語多くて想像よりちょっと難しかった。そもそもチェイニーがめちゃくちゃぼそぼそ難しいことを終始喋っているので結構集中して見ないと置いていかれる個所もあり（ヨガ帰りでちょっとウトウトしてたらいつの間にか法案握りつぶしてたり戦争始まってたり）
サム・ロックウェル演じるブッシュJr.（似てる）のアホさはよくわかったけどチェイニーに関しては人物像をひたすらなぞっていく展開だったので彼の本心があまり掴めなくて、最後のモノローグが今作のメッセージなのかなって思った。奥さん役のエイミー・アダムスのラスボス感が冒頭からすごい。キャストの演技合戦という意味ではスティーブ・カレルもとても良かった、今やすっかり実力派俳優ですね。
