躁鬱な寧子の挙動が結構やばい。
疲れてる時に観たらこっちも病みそう。。
奇行の数々に最初はイライラしかなかったけど、なんとなく少しわかる部分もあって、なんとか起きようとする姿とか人、気づけば応援している自分がいた。
トイレのシーンを観て、寧子はもともととても神経質で真面目だったのかもしれないなと思った。
カフェの夫婦が本当に優しくて…!
あんな人間になりたい。
だからこそ最後の寧子の行動はひどかったしつらかった。
なぜ、なぜ、なぜ、と寧子も観てる側もパニックになっている中で、
津奈木が答えた〝理由〟が、
『意味わかんないけど綺麗なものがまた見たい』って最高すぎる答えな気がしました。
あんなに理解できなかったのに、最後あのほんの一瞬を共有した2人がうらやましいとさえ思った。
この映画も理解できない部分はあるし、やっぱりよくわからないけど儚くて美しかった。