このレビューはネタバレを含みます
生きてるだけで、本当につかれる
それは労働でもなく、人間関係でもなく、自分との対話
外部を遮断しても自分とはどうしても離れられないってこと
生理前のMAX精神状態悪い私と寧子が少し似てたから共感できた部分もあった
自分がだめな時って周りの優しさが痛いし、それにイライラする 少しの陰口がどんどん大きな声になってそれしか聞こえなくなる 全てぶち壊したくなる
でも結局それも全部自分が自分のことを好きになれないから
決定的に傷つく前に自分から逃げたくなる
それでも自分の感情に真っ直ぐぶつかっていく寧子に涙が出た
“楽されてるのがいらつく、私と同じようにエネルギー使って振り回されて。 っていうのはやっぱり依存?”
ここが1番心に刺さった
最近私が思うことにすごく似ていた
優しさ=楽されてるになることもあるんだよ
それを求めてない時もあるんだよ ね
そんなこと部外者がやること
信頼してる人にされたら裏切られた気がする
見る人全員が共感する作品ではないかもしれないけど
たぶんこれを映画館に見に来る人は少なからずそういう気のある人だろうから
他の作品では得られない何か、答えのようなものが見つかるかも
エモい人間のメッセージ性はすごい
何よりも趣里ちゃんと菅田くんの演技と対比が最高に惹かれた
フィルム感も最高で