日曜日の夜に観る映画じゃなかった。せめて金曜日の夜なら耐えられただろう‥……ネガティブな感情に押しつぶられそうになる映画。途中で観るのやめようかと思った。自分はこの子と一時間も一緒にいられないと感じた。センセーショナルな同棲。仕事から帰っても癒されない生活。
鬱病の彼女と同棲する彼氏。病気でもがき苦しみ社会復帰へチャレンジしたいが病気が悉く高い壁となって立ちはだかる。
以下ネタバレ感想★★★★
物語序盤は働かないで寝て過ごす生活をしていて頑張って働いてほしいと念じていた。できない理由を並べてチャレンジしないので観ていて辛かった。ようやくチャンスを掴んだカフェのバイト。ミスをするものの何とか一生懸命働くようになり安心した。
バイト初日のロッカーに『今日からヨロシクね』の手紙は泣けてくる。自分は頑張って働いてねと応援していた。
カフェの店員たちも優しい人たち。食卓のシーンで『私大丈夫ですかね?』と不安がるが『大丈夫だよ』と背中を押してくれるシーンは良かった。
全裸になって津奈木語り合うシーンは刺さったかな。『津奈木は私のどこが好き?』はずっと聞きたかった台詞。特に『私と別れられていいな』は共感できた。
最後にお互い仕事辞めてこれからどうすんだろと心配になる。未来のない恋愛だと感じた。