憂

生きてるだけで、愛。の憂のレビュー・感想・評価

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)
3.0
鬱に「本当」も「嘘」も無い。
毎日大勢で食卓を囲めば「どうにかなる」なんて事は無い。
寂しいでは片付けられない。
生活を上手くやっていく方法。
「どうにか」等成らないから、或の人達は別世界の人間だと思う。一線を感じる。
ウォシュレットの恐怖。
同調してくれない。期待を裏切られた様で辛い、痛い。
解ってくれる様な家族が居ても、一時的な寂しいを埋めてくれる彼氏が居ても、足りない物は確かに在って、塞がらない事が事実。


趣里さんの少し低い声、まるでその者の様な演技。凄く素敵でした。
ラストシーンの菅田くんは、菅田くんじゃなくて、津奈木くんでした。存在していて、リアリティーが群を抜いていて。
全体的に演技が上手い方がとても多く作品にのめり込むことが出来ました。
憂