またいつもの迂闊さで「殺人者の記憶法」の前にこちらを観てしまった😥
だから自分にとってはこちらがオリジナル....
久々に当たりの、黒くて重い韓国映画を観た。面白い。
元連続殺人犯がアルツハイマーに... そして日々壊れていく記憶の中、偶然に若き連続殺人犯と思われる男(しかも警察官!)と遭遇。そしてその男が、愛する一人娘に近づいてきて...
設定が抜群に面白い。そして役者の演技も素晴らしい。
ソル・ギョングって「オアシス」のあの男か! なるほど凄い演技派だ。
娘役のソリョン、めっちゃ可愛いと思ったら、K-POPグループAOAのメンバーなのか... 韓国のアイドルはちゃんと演技もできるのね、素晴らしい。
主人公キム・ビョンスは悲しい生い立ちだとはいえ利己的で非情な連続殺人犯なんだが、観てるこっちはやっぱりビョンスに感情移入して応援してしまうワケで.... けれどビョンスの視線で語られてる物語の、ビョンスの記憶自体が偽りだったとしたら?...
こっちの感情をグワングワン揺り動かしてくる点がこの映画の面白さ。
ただ、ラストだと思った後からのさらに上乗せは、自分には余計に思えた。
これは、オリジナル作をふまえた上での変化球なのかな?
うん、前作も観てみなければ....