ぺん

陸軍前橋飛行場~私たちの村も戦場だったのぺんのレビュー・感想・評価

3.4
地元作品なためか前橋、高崎のミニシアターでは満員続きでした。(登場する語り部の知人と思しき、ご高齢の方々ばかりですが)

戦中の手記である「村日記」は資料としてはとても貴重なもの。
前橋は特段大きな基地があったわけではないが、大戦末期には飛行場建設に農地を没収され、労働力を取られ、特攻隊訓練も行われる。終戦直前には空襲にもあう。

地元の人間としては興味深いものだった。他県の人から観ると淡々として退屈かもしれない。
しかし福田元首相の登場はハイライト。
戦中、戦後の資料が焼かれたり行方不明になってしまったことからの、公文書保護法の法制化は意義があると思う。
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