ぴろぴろ

ゴールデンスランバーのぴろぴろのレビュー・感想・評価

ゴールデンスランバー(2017年製作の映画)
3.4
堺雅人もカン・ドンウォンも、どちらも人の良さが滲み出て、追われて泣きそうな、ちょっと情けない表情が良かった。
完全に好みの問題だと思うけど、原作や日本版の見事な伏線の回収、すべて繋がって行く感じ、細かいエピソードが気に入っていたので(例 エレベーターのボタンの押し方、「痴漢は死ね」等いっぱいある)
日本版の方が「大変良くできました」と思っている。 エンディングも日本版の方が好み。
アクションは韓国版の方が派手な分、人が死に過ぎだったけど、陰謀感はリアリティがある。 なんだか韓国では現実にあり得そうなイメージで、だからこそ「オズワルドにされるぞ」と言って欲しかった。
伊坂幸太郎の原作が面白く、原作に近いのは日本版、アレンジして韓国テイストに上手く仕上げた今作。
リメイクというから勝手に自然に比べてしまったけど、これはこれで面白い のだろう。
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