GOROTUKI

旅するダンボールのGOROTUKIのレビュー・感想・評価

旅するダンボール(2018年製作の映画)
4.0
自身の中で、
この漢字間違ってるんじゃないかと思う漢字がある。
「便秘」である。
なにを秘密裏に語ってるのか?
なにを神秘的に語ってるのか?
実際は便に否定されてるのだから、
「便否」にして欲しい。^_^
そして本作を見て感じたことは、
段ボールの持つ暖かみと
人と段ボールが繋ぐ暖かみでした。
いっそのこと
「暖ボール」にして欲しいと感じました。
では感想

島津冬樹さんは
世界30カ国を巡って
段ボールを拾い集め、
財布や名刺入れなどにして
アップサイクルしている。
因みに、
「アップサイクル」とは、サスティナブル(持続可能)なものづくりの新たな方法論のひとつである。 従来から行なわれてきたリサイクル(再循環)とは異なり、単なる素材の原料化、その再利用ではなく、元の製品よりも次元・価値の高いモノを生み出すことを、最終的な目的とする。現代美術用語辞典調べ
段ボール拾いを10年間以上続けている
島津さんの段ボール島津Eye愛!
これには自身驚かされた!
例えばタイの段ボールは、オレンジ色の素材が混ざっているので色でわかるとか、
オーストラリアは農業大国なので、
世界中の国に段ボールが流通していくため、段ボール箱のデザインがとても凝っているとか、つまり外箱にコストをかけるだけの産業規模があるということが見えるそうだ。
そして、全く知らなかったのですが
クロネコヤマトの段ボールには
ご当地段ボールがあるのだという。
公式サイト⬇︎
http://carton-f.com/i-yamato
そして劇中、東京にある青果市場で偶然
見つけた一つのジャガイモキャラクターがデザインされた段ボールに惚れた島津さん、デザイナーさんに会う前に「デザイナーさんは、ちょっと年配で60代。このデザインもかなり昔のもの」と予想していた島津さん
これが大当たり!凄い!
ただこの出会いには
それ以上のものがありました!
是非ご覧になって下さい。

そんなこんなで
観賞後、自身もGOROTUKI Eyeで
都内のゴミ収集場の段ボールをチェック
結果
Amazonの段ボール多め!^_^
GOROTUKI

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