高橋早苗

旅するダンボールの高橋早苗のレビュー・感想・評価

旅するダンボール(2018年製作の映画)
3.6
「ガラクタはたからもの」
のコピーにピンと来ず。
…無印のダンボール家具など使ってたこともあり、私の中に
ダンボール=ガラクタ
の図式はなく。
ただ、使い終われば確かに資源ゴミに出しちゃうんだよなぁ。だから、なるべく通販使いたくない気持ちもあったりする。←ま、それしかなければ使うけどw
で、なーんか気になっちゃって観た。



のっけから英語のナレーション。そして日本語字幕。
ん?外国映画じゃないぞ?
…そか、はなからみんなに見せる為なのか。区別ないね~。


そう、区別がない。
ダンボール=ゴミの概念は全くなし。
でもってこの、ヒゲ男のダンボール愛と熱が凄い。

これ使える♪からダンボール、ではなく、ダンボールが持つストーリーを追っかけてる。
↑新品じゃ違う言うてるしw


擦ったり凹んだり
濡れたり破れたり
書き込まれたり
そんな物語を背負ったダンボールに愛情注いでるわけね


そして、彼が目に留めた逸品は、芽が出たじゃがいもと共に放置された、薄黄緑色のダンボールだった。

そのデザインの出自を追って、そこに描かれたロゴデザインの作者を追っかけてく。



旅の最終地点、片田舎の日本家屋
茶の間の、大きな座卓の上にデンと置かれたPotatoダンボール見たら
「こいつ、主役や・・・」
もう、呟くしかないじゃない!


定年退職したおとーちゃんも、そりゃうるうる来るわな!
おかーちゃんも泣いちゃうよね!こっちも泣くわ!
・・・まさか、ダンボールに泣かされるなんて。


タイトルロールに現れた「From All Corners」の文字に?となってたけど
そりゃそうだ、はなから観てるトコ違うんだもの~