慶

旅するダンボールの慶のレビュー・感想・評価

旅するダンボール(2018年製作の映画)
3.9
普通ならゴミとして捨てられるダンボールを愛し、好みのデザインや味のあるダンボールを求め続ける人生。

ここまでだとただの変人扱いに終わりそうだけど、それを財布や名刺入れにリメイクする。

ここでアーティスト感が出てきて変人でも許せるようになる。

さらにそんな趣味を生かしてワークショップをしたり、そのダンボール作品を「里帰り」という形でダンボールの製作者やデザインをした人、使っている人などにプレゼントする。

ここまでされるとこの髭もじゃダンボールマニアの彼の笑顔が可愛くて、ダンボールを語るメガネの奥の瞳が輝いていて、人としての魅力しか感じなくなってきた。

ただ興味のあることを求めるだけじゃなくて、それに対して可能性を見つけ活動に繋げていく行動力。


ラストのご夫婦の涙は本当に両者嬉しかっただろうし、感動を届けられる活動って素敵すぎやしないか。


やりたいことはあるけど燻っている人、好きなことで生きていくことを選んだ人には突き刺さるドキュメンタリーかもしれない。