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「旅するダンボール」に投稿された感想・評価

慶

慶の感想・評価

3.9
普通ならゴミとして捨てられるダンボールを愛し、好みのデザインや味のあるダンボールを求め続ける人生。

ここまでだとただの変人扱いに終わりそうだけど、それを財布や名刺入れにリメイクする。

ここでアーティスト感が出てきて変人でも許せるようになる。

さらにそんな趣味を生かしてワークショップをしたり、そのダンボール作品を「里帰り」という形でダンボールの製作者やデザインをした人、使っている人などにプレゼントする。

ここまでされるとこの髭もじゃダンボールマニアの彼の笑顔が可愛くて、ダンボールを語るメガネの奥の瞳が輝いていて、人としての魅力しか感じなくなってきた。

ただ興味のあることを求めるだけじゃなくて、それに対して可能性を見つけ活動に繋げていく行動力。


ラストのご夫婦の涙は本当に両者嬉しかっただろうし、感動を届けられる活動って素敵すぎやしないか。


やりたいことはあるけど燻っている人、好きなことで生きていくことを選んだ人には突き刺さるドキュメンタリーかもしれない。
さくら

さくらの感想・評価

4.0
ドキュメンタリーをふだんみないひとでもみれる。押し付けがましくないドキュメンタリーえいが。
minirezo

minirezoの感想・評価

5.0
スニーカーを買うときに「箱要りますか?」と聞かれたり、中身がなくなったら折り畳まれて積まれてゆくだけの『ダンボール』。

使い終わったら捨てられゆくだけの運命であるダンボールに、新たな価値を見出したのは島津というひとりの人。

価値を見出そうとしたのではなく、金銭的な余裕のなかった時期に、財布を買うお金もなく、ダンボールで財布を作ったことが始まり。それから、揶揄されることもたくさんあったけれどダンボールの魅力に取り憑かれた。ダンボールが好きになった。好きになることに理由などない。

ただ好きであるが故のエネルギーは絶大だ。彼は広告代理店に3年勤めるが、入社試験には大遅刻。でも、好きで続けてきた、ダンボールで財布を作るという活動を認められて入社が決まる。

社員は、島津は人と仲良くなる天才と語る。マイペースでダンボール好きで、そして、手品もできる。できることがある、しかもいくつもあるって、とても魅力的なことなのだなと、感じました。

そして、価値のないものに価値を与えるアップサイクルな思考は、地球環境の行末と今の生活に疑問を感じている人々の感覚に直接的に働きかけるし、潜在的なニーズに触れる。

この映画を通して、ダンボールを見る目が変わるし、自分でもダンボール財布作ってみたいとすら思っている。島津さんのワークショップ出てみたいな。

そして、手品もやってみたい笑
「ガラクタはたからもの」
のコピーにピンと来ず。
…無印のダンボール家具など使ってたこともあり、私の中に
ダンボール=ガラクタ
の図式はなく。
ただ、使い終われば確かに資源ゴミに出しちゃうんだよなぁ。だから、なるべく通販使いたくない気持ちもあったりする。←ま、それしかなければ使うけどw
で、なーんか気になっちゃって観た。



のっけから英語のナレーション。そして日本語字幕。
ん?外国映画じゃないぞ?
…そか、はなからみんなに見せる為なのか。区別ないね~。


そう、区別がない。
ダンボール=ゴミの概念は全くなし。
でもってこの、ヒゲ男のダンボール愛と熱が凄い。

これ使える♪からダンボール、ではなく、ダンボールが持つストーリーを追っかけてる。
↑新品じゃ違う言うてるしw


擦ったり凹んだり
濡れたり破れたり
書き込まれたり
そんな物語を背負ったダンボールに愛情注いでるわけね


そして、彼が目に留めた逸品は、芽が出たじゃがいもと共に放置された、薄黄緑色のダンボールだった。

そのデザインの出自を追って、そこに描かれたロゴデザインの作者を追っかけてく。



旅の最終地点、片田舎の日本家屋
茶の間の、大きな座卓の上にデンと置かれたPotatoダンボール見たら
「こいつ、主役や・・・」
もう、呟くしかないじゃない!


定年退職したおとーちゃんも、そりゃうるうる来るわな!
おかーちゃんも泣いちゃうよね!こっちも泣くわ!
・・・まさか、ダンボールに泣かされるなんて。


タイトルロールに現れた「From All Corners」の文字に?となってたけど
そりゃそうだ、はなから観てるトコ違うんだもの~
よちい

よちいの感想・評価

3.0
クリスマスに1人で見てたら終バスがなくなった スクリーンで見る必要はない
k

kの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

まずこういったマニアックなことをしている人は大好物なのだが、個人的に島津氏に全く人間的魅力を感じれなかったのでハマれなかった。
ポテトをポタトと思い込んでたり、いろいろわかった風で的外れまくりなのも痛い。ポタトのキャラよりも良いキャラいっぱいあったのにポタトいったのは撮影場の問題なのかとかいろいろ勘ぐってしまう。
あと何故か島津氏の作った財布自体にも魅力を感じれなかったのも致命傷。
せっかく綺麗な色彩の段ボールがたくさん出てくるにも関わらず、チョイスがなっとくいかず。別の方が作成してればもっといい財布ができると思ってしまったのが全て。自分で作ってみたい気はちょっとしたのは事実。これって耐久性はどうなのか気になる。
あと10000円で販売してた気がしたが誰の許可を得て売っているのかも気になった。
ま

まの感想・評価

3.6
ドキュメンタリー映画の中で一番好きかも。アップサイクルという言葉初めて知りました。
何の気なしに観たけど、以外と刺さった!
冬樹さんの、段ボールのデザインに惹かれる所とか共感できる部分が色々あって。
でもひとつの段ボールについてやや掘り下げ過ぎで、そこはちょっと飽きたかな。マルオさんの奥さんが泣いてたところは良かった。
あと、この活動をアップサイクルだと言っていたが、捨てられる段ボールから生み出される作品(財布)に対して、廃棄する部分の方がかなり多いと思うので(裏剥がしたり)、アップサイクルと呼べるまでにはなっていないような気もするが。
1412本目。ニッチなものが大好きなニッチな人を突き詰めるとそれなりの面白さになるのですね。大きく心動かされたり、社会的意識が高まったりはしませんが、楽しそうでいいです。お財布にそれほど魅力は感じませんでしたが、価値がないと思われているものに価値を生まれさせるのはいいことかもしれません。ただし、私はみうらじゅんさんのように、無価値のものの無価値さそのものを楽しみ、喜ぶほうが性に合っていますが。
なんとテレビ的な企画(つまりこれは「旅するダンボール」という企画をやってもらったドキュメンタリー)だろうかと思わずいじわるも言いたくなってしまった。なにせこれを見て思うのは取り敢えずワークショップに参加してみたいと思わせる程度に留まってしまったのだから。最もそれこそがこの映画の企画意図なのだろうけれど。

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