愛しのアイリーンのeco10のレビュー・感想・評価

2時間ちょっとの間に、怒涛のごとく喜怒哀楽があって夏から冬に変わって、状況も心も変わって行く変遷が鮮やかに映し出されていた。
はじめはお金で成り立っていた関係だけれど、やっぱりどこかで、本当の愛に変わっていくことを期待している二人。予感してゆく二人。
ただ、ほんの少しだけ幸せになりたかっただけなのに、事態は急変してしまう。
アイリーンが不幸を一手に引き受けてしまったような感じが、少し腑に落ちなかった。