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愛しのアイリーンのsato4のレビュー・感想・評価

愛しのアイリーン(2018年製作の映画)
3.6
印象に残るシーンがやたらと多い一方で全体的には不快感が優っており、何とも言えない後味を持つ作品。ただ残念ながらテンポはかなり悪かったような。そんな中でタイトルロールのアイリーン役を演じるナッツ・シトイさんの無邪気さが際立っていて、そこが救いでもあり哀しみでもあり。主役の岩男は女性の扱いが余りにも酷くて感情移入の隙間が無かったのが辛かったなぁ、安田顕さんの熱演は良かったけれど。岩男の母親役の木野花さんに至っては凄過ぎて何も語れないレベル(褒め言葉)。個人的には琴美役の桜まゆみさんの一連のシーンがいずれも笑えて癒された。
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