えりみ

愛しのアイリーンのえりみのレビュー・感想・評価

愛しのアイリーン(2018年製作の映画)
5.0
原作既読(スピリッツ連載時)。
おまんこぉぉぉ(ゴォォォと濁らせているが)を連呼し、男性器ばかりか女性器にまでがっつりモザイクかかるしセックスしたりオナニーしたりするけど18🈲ではない不思議。テーマ的にも子供がみてもしょうがないので29🈲ぐらいでええような😅
血みどろになるし死体は出てくるし各国違法行為に国際条約にも違反しているし差別バリバリやし女性は嫌悪感を催すかも知れへんけど、現時点で今年最高の邦画🏆ポンッ!とは真逆のヤツ🎦
こういう奥深い所を抉られる感覚は自国の映画ならでは。言葉も文化も上っ面しか解らん洋画ではここまで深く刺さらんもん。
新井英樹が好きってのもある。TVドラマ『宮本から君へ』の真利子監督も良かったけど、吉田恵輔監督は更に凄かった。
「犬猿」見逃したのが悔やまれる。
あ、原作知らずとも無問題🈚
ちなみに原作は1995年連載開始。劇中にスマホやケータイの類が出てこないので時代設定が謎(意図的?)ではあるが車を見る限り現在設定に思える。
「ジャパゆきさん」が死語になり、1993年「月はどっちに出ている」🎬で一躍有名になったルビーモレノを見なくなって久しい現在、本作で描かれているような事は20年以上経っても日本の寒村に限らず今もあるし何にも変わってないどころかバリエーション増えて当たり前になってんちゃうの⁉とすら思う昨今如何お過ごしでしょうか皆様😅
決して多いとは言えない観客数ですら感じ取れるニヤニヤクスクス遂には吹き出し笑いまで巻き起こっていたのが嘘のように2時間後劇場を後にする時は😞😫😥
観客全員が42歳素人童貞ってわけでもないのに打ちのめされてションボリ😩
ポスターはイメージショットでこんな洒落た?シーンは存在しません☠️
愛を知らずに生きてきたエエ歳の大人が愛を知りまた苦しみ悶える難儀な役どころをTEAM NACSの安田顕が演じる。
変態の名を欲しいままにした「HK」での活躍とは別ベクトルの振り切れっぷりが凄い。原作とは違う見た目でも違和感ゼロ、原作では洋ピンでヌイてたのが熟女モノに変わってる方が違和感あるw
しかもこれは第1章にしか過ぎず、終わってみればフィリピンオーディション(大英断!)で見つけたナッツ・シトイと木野花(ベテラン女優に股間弄らせ「あ、○○きた」って言わせるなんて😨)がダブルMVP。
えりみー賞主演女優部門は翌年2月を待たずしてこの2人がダブル受賞デス🏆
助演女優賞は断トツで河井青葉♥「さよなら歌舞伎町」で知ってから彼女に夢中😍何故かいつも抱かれてるイメージ。
トイレで「おいで😊」は言われたコト無いし言われたいけど、「私、本気だと困る😅」は言われたコトあるので岩男が咆哮する気持ちはよく分かる😞20代前半でいわれても瀕死状態やったのに四十路でコレ喰らったら狂うわそら😫
琴美役の桜まゆみも良かった♪完全に間違った大和撫子像が外国で浸透しないように海外配給時は全カットせねば😋
キャストの事言い出すとキリがないくらい穴の無い配役。坊さんも呆けた親父も同僚も皆良い味出てるし作者まで出演してる(らしい)。
ヤクザ伊勢谷友介の手下が平成のテロリストとガンビーノ小林って、普通思いつく⁉このトリオ😲😱
配役も良けりゃロケーションも言うこと無いし奇妙な名前のエンディング曲もバッチリハマって何一つケチの付けようがないので、この世は地獄、地獄巡りだと打ちひしがれる覚悟を持って堪能してクダサイ♨
えりみ

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