「こんなくだらない映画初めて観た！」と後ろで観ていた年配の女性が上映終了後ちょっと呆れながら放った一言です。
俺的にはくだらないとは思わなくて（ちなみに俺の中ではくだらないは誉め言葉のことが多いです）、やりたい放題だなぁと思いながら観てました。
多分、作ってる人たちは楽しいんでしょうね。
観る人を選ぶというか、多分大多数の人はわけわかんないと思います。
町田康さんの作品に触れたことがないので余計そう感じるんだろうな。
時代劇だけど時代劇じゃない作品。時代考証とかそういうのは関係ないっすから(笑)
ひとつの藩を滅ぼしてしまう勢いをもつ宗教団体「腹ふり党」を巡って起こる、騙して、騙され、また騙すの不条理活劇です。
タイトルの意味はラストにわかりますが、このオチは多くの人が途中で（下手すりゃかなり序盤で）わかっちゃうかも。
永瀬正敏さんがあの役で出てるって最後のスタッフロール見て初めてわかりました。これから観る人は永瀬さんがどこで登場してるか当てて観てください(*^^*)
