すいれん

パンク侍、斬られて候のすいれんのレビュー・感想・評価

パンク侍、斬られて候(2018年製作の映画)
4.2
パンク侍 大変楽しかった!
実は世界観の確認のため、原作をはじめの50ページくらい読んでおいたんだけどこれが大正解だった。観客を置いて行く気満々でポンポン飛ばしていくから未読で観る方は公式HPで登場人物のキャラ設定に目を通す事をオススメします。

お話は今このタイミングで観るとね、あの宗教団体と遠からず通ずるところがあってそのせいで意味のあるものを観てるような気に一瞬なったんだけど、終わってみたらやっぱ全然そんなことねぇや!カオスだったわw

何が楽しいかって言ったらそりゃあもう役者陣の楽しそーな自由演技。豊川悦司史上最強のトヨエツ!國村準、東出昌大、染谷将太はそれぞれで何度も笑った! 1番自由だったのは浅野忠信、1番生き生きしてた。おいしい役は永瀬正敏、知らなきゃわからないw
ただ綾野剛はあかんかったな。根の真面目さが邪魔するのか、笑いを取りに行くほどさむくなるし、結局主役が1番普通のやつに見えてしまった。