途中までは小ネタとか面白くて笑えたのですが、最後の方はぶっ飛びすぎててゴチャゴチャしててよく分からなかった…。クドカン脚本あるあるなのですが悪ノリがエスカレートしちゃって支離滅裂、みたいな。まぁ原作がそうなのかもしれないから脚本のせいとは言い切れないけれど。最後のオチもすっごく最初の方で見えちゃったから さして衝撃もなかったです。
でもクセある役者さん達の各キャラの落とし込み具合はめちゃくちゃ楽しかった。次から次へと変なの出てくるw 役者さん達も嬉々としてノリノリで演じてるから自然と笑える。特に染谷くん最高だった。序盤のぼんやり感と終盤のキレッキレ感の落差に大笑いしちゃいました。
そんなクセの強いキャラに囲まれしまったら どうしても主役は存在感が薄くなってしまうんだけど(^^; 刀を振るって暴れまくる綾野剛のカッコ良さよ！ハッタリ勝負な生き方してるけど ちゃんと心の真ん中にサムライ魂かかげてるなって感じが最高にカッコ良かった！それだけでだいぶ満足しました(笑)
ファンキーで狂ったこのノリについていければ良作。置いてけぼりを食らってしまったら駄作。そんな風に評価は極端に分かれそう。私は前半と後半で両方の気持ちを味わったのでこれぐらいの評価になりましたw
