レナ

カツベン!のレナのネタバレレビュー・内容・結末

カツベン!(2019年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

言わずもがな、天晴れ周防監督。
周防監督で活弁師の話なんて絶対面白いに決まってる。
期待を裏切らない。
そして豪華俳優陣たるや。

永瀬さんも活弁めちゃくちゃ上手だったな。
成田さんもすごく上手だった。
高良健吾だけ、あの人の特徴でもあるけど、フニャフニャしてるのが残念だった。

今の時代だから撮ったんだろうな。
しかし、今のスマホ世代の若い子がこれを見て活弁師は何なのか伝わるのかな。
見終わった後にすぐググってくれれば、監督冥利につくことであろう。
本物の活弁師、特に山崎バニラさんが出てるのはものすごく嬉しい!!!

そして音楽がこれまた良い。めちゃくちゃ良かった。周防監督作品で1番良かったのではないか。
むしろ舞妓はレディはなんやったんや。

しかしこれは個人的に思うんだけど、ストーリー的に絶対無くなるのどうにかならないかなぁ。
お金があって逃亡ってだけで、あの映画館が燃えてしまうことは明白だし、きっとそれで新しい映画館建ててやり直すっていうフォーマットは分かっているので、いい加減このハリウッドの映画フォーマットは無くならないもんかなぁ。昔の邦画はそんなことなかったんだし。
これはここぞとばかりに願うもの。
中々難しいのは分かってるんだけどね。
レナ

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