いわゆるサイレント映画に説明をつける弁士については知ってはいたけれど、実際に観て聴いたのは２０１１年に真打昇進を果たした立川キウイ師匠のパーティーの事だった。
その際に初めて経験した活弁ライヴの弁士が誰あろう坂本頼光センセイだった。
そしてセンセイの活弁ライヴに足繁く通う様になって８年くらいになるのかな？
そんな坂本センセイも活弁指導をなさったと言うこの映画。
実際にセンセイも出演されているし興味の対象なのだから面白くないわけがない。
楽しい喜劇である。
大正がその舞台の実に昭和の喜劇といったたたずまいの令和の愛すべき喜劇なのだ。
キャストの魅力満点。
その弁士達の流麗な説明が心地よい。
二度目の鑑賞なのだけど実に新鮮に面白かった。
井上真央、いいわ。(照)
