ちろる

そらのレストランのちろるのレビュー・感想・評価

そらのレストラン(2019年製作の映画)
3.2
『しあわせのパン』『ぶどうのなみだ』に続く大泉洋主演の北海道映画シリーズ第3弾。
(といっても『ぶどうのなみだ』は未鑑賞。)
『しあわせのパン』でもそうだけど、食べ物がめちゃくちゃ美味しそう。
北海道はどこも絵になるくらい美しいけれど、今回の舞台は海の見える牧場!そんな夢みたいなロケ地にうっとりとしました。

ストーリーは、自分たちが生産した食材が札幌の有名なシェフの手でよりおいしくなったことに感動した農家の仲間たちは、この感動を人々に伝えようと1日限定でレストランを開くことを決める。というもの。

全体的に物語としては平坦な感じで人情話もちょっと薄っぺらい。

ワタルと大谷さんとの心の触れ合いのシーンが
もっと多くあれば、ワタルの悲しみが感じられてもっと印象が違ったかもしれない。
1日限定のレストランも、食べてもらう前にそれぞれが自分語りをするにとどまり、これがきっかけで大きな町おこしをするでもなく、なんか意味あったのかな?
お食事はもちろんめちゃくちゃ美味しそうでしたが、このすてきなそらのレストランをもっと生かすことができれば、作品の印象もちがったかも。
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