予告通り、ホラーでありながらきちんとエンターテイメントでした。
「あれ」が来る怖さはあるものの、対人関係や恋愛関係におけるエゴとか人間の闇の部分が描かれていてそこもこの映画の魅力というか特徴だったと思います。
俳優陣も素晴らしくて、妻夫木聡のクズっぷりと黒木華の心が荒んでいく様は良かったです。妻夫木聡に関してはクズの役が多いイメージ(失礼)で本当にこういう役が似合うなぁと思いました(笑)そんだけ演技が上手いということですね。
小松菜奈のビジュアルは衝撃的でしたが役柄がしっくりきてて印象が変わりました。
所々に挟まれる不思議な映像や音楽の使い方が印象的だったように感じます。
田舎の言い伝えとか、お祓いなど日本のホラーらしさが出てて海外のホラーとは違った魅力があって楽しめました。