ヒゲゴリ恐怖映画系

来るのヒゲゴリ恐怖映画系のレビュー・感想・評価

来る(2018年製作の映画)
3.8
迫り来る"あれ"

祖父の葬儀に未来の妻を連れて帰郷したヒデキは祖母の言葉で過去の恐ろしい出来事を思い出すが、気にしなかった。
結婚し子供を授かり順風満帆に人生を謳歌している様に見えたが…
少しづつ崩れていく日常に尋常ならざる何かを感じ友人に相談、紹介されたフリーライターの男を頼ることにしたのだが怪異は止まず、遂に"あれ"が来る…

これはかなり中毒性が高いホラーエンターテインメント!
迫る"あれ"の恐怖感や、何故それを呼び込んでしまったかの人の裏の顔や心の闇の誰にでもある2面性の部分の描写が気持ち悪い◎
前半の明るい色使いから、中盤の灰色感、後半のビビットカラーへとの変化も毒々しくて良い!
物語の終盤に"あれ"を祓うために各地から集まった祓魔オールスターズもカッコイイ!(柴田理恵の存在感凄い!)
おどろおどろしいオカルトものを見事にエンターテインメントに仕上げた秀作!
個人的にはタイトルオープニングの所がかなり好き!是非w

最後の演出が中島監督っぽかったのがwww