2018年ラストはこれだ！
すんげぇパワフルな映画でした。
お恥ずかしながら中島哲也監督作品、初鑑賞です。
長い小説をまとめたということで、最初からトップスピードで全力疾走のまま最後まで行くテンポとエネルギー、ビジュアルのインパクトは最高でした！
とにかくキャラクターがみんな最高で、大好きな岡田准一アニキはカッコよすぎるんですよ！！
あのハードボイルドな感じが！あの車が！たまらん！！
霊媒師たちも除霊シーンも最高ですね。
とくに柴田理恵さん演じる霊媒師が終盤これまた最高にカッコよかったです。
幸せな描写をむず痒く感じさせる結婚式や二次会のシーン、夫と妻 双方の視点で描く育児描写などなど、心底厭な思いをすることが多々あって、映画体験として楽しかったです。
ただまぁホラーではないですかね。
本来ホラー映画なら怖いシーン、怖い展開のはずが、どこか明るいといいますか、あんまりギョッとするようなシーンはありませんでした。
僕らの住む日常の中に、クライマックスの除霊準備シーンのようなフィクショナルなものが雪崩れ込んでくる違和感が心地よくて、映画を観終わったあとは世界が少し違ってみえたりもしました。
白石晃士監督には除霊師大集合のめっちゃ楽しいエンタメを撮っていただきたいですが、本作のような一風変わったインパクト重視の映画も楽しかったです！
これにて映画納め！
