ぱるみ

来るのぱるみのネタバレレビュー・内容・結末

来る(2018年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

わたくしの駄文をいつも優しい気持ちで『読んだよ』の合図をくれたり、コメントを下さるみなさん、いつもありがとう。心の支えです。
明けましておめでとうございモス🎍

2019年一発目は、この作品を選びもした!(せごどん、終了したなぁ。まだ最終回まで観れてへん。ほんで、西南戦争って、なんや?)

中島哲也監督の作品のイメージ
ほれほれほーれ!!えぐいやろ〜🤢えげつないやろ〜俺ってすごいやろ〜
感を、押し付けてくる作風で、毎回私はハマらない。

この作品も、そんなんちゃうん??って思ってたら、そんなんでした。

ホラー映画の括りに入ると思うのですが、役者さん方も日本の人気俳優さんが勢揃い。
監督の人望なんだろうなぁ…なんて気持ちで観てました。

作中の小松菜奈ちゃんの部屋は、わいの部屋とそっくりや。昨今、さっぶいから、暖房ガンガンにかけてまんねん。
ブラジャーも部屋干しやで。私もきっと小松菜奈になれるはず。知らんけど。


トイレのドアから、化粧お化けBBAが覗く場面は、怖す。ちょっとびっくりはするけど、そこまで恐ろしくは、ない。

監督は、お子さんがお嫌いなのかしら?
子供に、今の日本の未来を託すのを危惧されているのかしら?

『来る』って、なにが来るんだろう。
自然災害に怯えて生きる我々日本人のへの警笛なのか、

子供の成長を垣間見ず、SNSに溺れる若者達への皮肉なのか…

こういう表現は、『ラブレス』でもありましたね。

映画評論家の宇多丸師匠の言葉をパクると、
『家族という地獄』を作品の中で泥々に表しているのは、

『葛城事件』『ラブレス』『ヘレディタリー』だと私は思う。

あと神社⛩の儀式をみて思い出したのは、韓国映画のモロに『コクソン』

この作品達と比べて、オドロオドロシサは、『来る』には、あまり感じなかった。

ちゃんと初詣に行かなかったり、中絶したらが罰が当たりまんでという作品からのメッセージなんだか。

柴田理恵さんのお洋服に刺繍されていた文言は
彼女の宗派からでは、『南無妙法蓮華経』でなくては、あかんのとちゃう?

そして、青木崇高は、天童よしみと並ぶ『八尾の星』やで。

みなさん、これからInstagramの他人の『偽りの幸せ』に振り回されず、

誰かと直に会って話すことへの大切さを、しかと心に刻みませう。

一人で酒ばっかり飲んで稀有な友達とも一切会わずに、映画一筋のぱるみより。

愛を込めて。
ぱるみ

ぱるみ