原作の「ぼぎわんが、来る」が「来る」にタイトル変わってる。
だからなのか、映画版はぼぎわんがそっちのけ。
ホラーというより、人間の心の闇を描いただけの作品になっていた。ぼぎわんって、ブギーマンが訛って伝わったはず。
勿論、映像や音声はホラー感ありましたが、ホラーを楽しむには満足できず。
それにテンポが早過ぎたかな。
育メンアピールの妻夫木のクソっぷりは、苛立ちましたね。
黒木華の演技は見事でしたね。小松菜奈、柴田理恵も良かった。霊媒師総動員での除霊シーンは盛り上がり、楽しめました。韓国映画の哭声を思い出しました。いや、あれ以上でした。
ホラーとしては満足できずでしたが、それぞれのキャラ個性は良かったと思います。
告白の監督さんだけに、ホラーというより、人間の闇を描きたかったのだと感じました。
昔見たオーメンやキャリーといったホラーも、今考えれば、ホラー全開じゃ無かった。
でも、怖かった。
なんか、それに近いホラーだったかな。
だから、つまらなくは無かった。
色々考えれば怖いのかも。
