これはホラーとしての表の顔だけでなく、家族の呪いとしての裏の顔を描いた作品だと思います。
いやー血はめんどくさいねー。
いい時はいいけど、悪い時はとことん悪くなる家族という絆。
血族としての血、物体としての血、その血の使い方が好きか嫌いかで評価が分かれる作品だと思うよーん。
でも自分は好きです。
だってめんどくさいんだもーん。
何々家とかほんとに苦手なのにもかかわらず後継になったので、嫌というほど感じるそこはかとない空気。
つきつめるとホラー的な何かが身に迫る感じがしますが、映画で見るぶんにはスッキリしていいですね。
家族は好きですが、押しつけられる血族としての家族はめんどくせーよ!と思ってる人にはおすすめです。おすすめか?