この手の邦画はあまり観ないんだけど、友人のゴリ押しで興味を持った。
結構面白かった!
ホラー未満のオカルトの域を出ないんだけど、描かれているアレ(ぼぎわん)が大事にされなかった子どもたちの怨霊の集合体という点が、実社会の残酷な育児放棄の問題を想起させて意義深いと思った。
し、世間体や自分のことしか考えられない男女がくっついて家庭を作った場合の空虚さ、その犠牲が次々と自分より小さくて弱いものに向いていく流れが、現実的でよかった。
大人への復讐は容赦ないのね。母親に再度チャンスを与えられなかったのだけが残念。
本のほうも読んでみたいかも。