私の映画

来るの私の映画のレビュー・感想・評価

来る(2018年製作の映画)
5.0
前作より好きかも。小松菜奈さんを愛でる映画といっても過言ではないが、終盤にかけてのお祓いのシーンは映画館で観たら凄かっただろうな。松たか子さんの存在感にも圧倒。それから柴田恵理さんからただよう凄い力を秘めたあの熟練の霊媒師感はいったい…日本中から霊媒師たちが集うシーンは絵面が滑稽でおもしろい。イタコがタクシーに乗って騒いでいたり、陰陽師みたいな人たちがカプセルホテルから出てきたり。本作の小松菜奈さんのルックスが本当に良い。光の加減によっては金髪にも見えるピンクの髪や白くて長い手足のうつくしさ、ビビットカラーのマニキュアを塗った華奢な指先。こどもとお風呂に入ってるシーンはキュートとしかいいようのない絵面。中島哲也監督の作品はいつも終盤にかけてドッカーンと爆発するような、序盤のドロドロをすべて吹き飛ばすかのごとく爆発するかんじが清々しくて好きです。相変わらず選曲のセンスも映像も素晴らしい。
それにしても最近の妻夫木聡さんは爽やか青年からちょっとサイコパスな役柄が似合うようになったな…
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