来るのユウジ02のネタバレレビュー・内容・結末

日本のよくある、じわじわくるホラー映画とは違い、ジェットコースターのようにあっという間に過ぎ去るエクストリームホラーといった感じ。前半も淡々と過ぎ去る中、ギスギスした感じが漂う演出は、どこか家族愛が希薄で欺瞞を感じる。映画「告白」でも感じる中島哲也臭が随所に見られた。

映画でも真琴や姉の琴子が言っていたが、「なんでこうなったんだ？」より「どう対処すればいいか？」というメッセージが明確で、身に起こる理不尽な災難なんて理由なんかなくて、その時にどうすれば良いのかを考えるべきだというメッセージ性を感じた。