柔道家

あの日のオルガンの柔道家のレビュー・感想・評価

あの日のオルガン(2019年製作の映画)
4.0
保育園児の疎開を、保育士から提案して実現させたお話。

空襲のサイレンのたびに避難していては、行いたい教育はできないし、安全なところでサイレンに怯えずに保育したいという己の理想の実現のために奮闘する。
しかし、疎開するとなると通常の保育時間だけではなく、24時間園児と共に過ごすことになり、子育てをしたことのない若い保育士達が疎開先でその大変さに翻弄される。
さらに、受け入れ先の村人からの理不尽な扱いや、東京にいる家族や園児の家族の訃報に追い打ちをかけられる。

自分の子供でもあの歳頃の子どもは時に怪獣だと思うほどなのに、一人で何人も対応しなければならないなんて地獄かも。
気持ちや志はわかるが、絶対やめたほうがいいよー!
保育士の皆さん、疲れ切ってしまって、ボロボロになっちゃうよ。
と、のっけから思ってしまった(-_-;)
限界を迎え女同士の保育士達の人間関係も、相当に大変だったことと思います。
よく頑張りました!
原作も読んでみようかな。
柔道家

柔道家