kyohei

あの日のオルガンのkyoheiのレビュー・感想・評価

あの日のオルガン(2019年製作の映画)
4.2
多分このゴールデンウィークの休みの時を逃すと観れないだろうと思ったので朝から観てきました。

やっぱり、実話を元に映画化しただけあって心にくるものがあった良い映画でした。

舞台は、戦争の影が迫ってきている1944年の東京…
保育園ごと集団で田舎の村に疎開して53人の園児達を守った保母さん達の話でした。

主役の保母たちのリーダーの楓役(怒る女)の戸田恵梨香と新人のみっちゃん役の大原櫻子の二人がかなり良かったです。

たとえ戦争によって、どんなに生活が苦しくなってきていても(例えば、食えない花を作るよりも、食える野菜を作れと言われていても…)園児達の為に文化的な生活や悪いところは、討論議論してより良くして行くところは、今の自分にも参考になるなぁと思った。

みっちゃんの様な、結構ダメダメなんだけど、それでいても園児からは 好かれる…
例えなんか苦しいことがあっても、笑いやらユーモアやら音楽や歌とかがなんか救いになるのかもとぼんやりと思った。

あの、川原で家族全員が空襲で亡くなってしまったことを告げるシーンは、泣けました…
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