“もう逃げるのはやめよう”
第二次世界大戦末期に、日本で初めて児童を疎開させることに挑んで53人の子供の命を救った保母さんたちの実話。
親から大切な子供を戦時中に預かる責任に押しつぶされそうになりながら、戦火は迫り、厳しい食糧事情の中、精神も体力も極限状態。
だけど、「子供たちを守り抜く」という揺るぎない信念で最後までやり遂げた。
最後まで1度も涙を流さなず常に凛と立ち続けていた楓が、最後の子供を送り出した後に泣き崩れるシーン。本当は心の中でずっといろいろ1人で抱え込んで、辛かったんだよね…。
みっちゃんも、怒られてばっかりだったけどあそこまで子供に懐かれるのもある意味天性の才能だし、ああいう保母さんは絶対に必要だと思う。
見終わった後、保育士の友人に即オススメしました。後世に伝えるべき作品。
ちなみに、キャストに山田組が多いからもしや?と思ったらやっぱり!監督の平松さん、ずっと山田監督の助監督務めてたのね!ファンとして安心感がありました。
98本目 / 2019