―キュンとすんだろ！―
【あらすじ】
“彼氏とずっと一緒に居たいから”という理由で、彼氏と同じホテルチェーンの会社へ就職する社会人一年目の波平。
しかし、彼女が配属となったのは熊本県の遊園地「グリーンランド」。早くも遠距離恋愛となってしまう。
一刻も早く東京に帰りたい波平は、MVP社員の称号を獲得すると部署異動ができることを知り、グリーンランドの企画考案に奮闘する。しかし、教育係の小塚からは企画業務はそっちのけで“ごみ掃除”“豚の飼育”などの雑用を押し付けられっぱなし。
ストレスはたまる一方の波平だったが、ある事件をきっかけに、企画ばっかりに目を向けていて園内の案内が全く身に付いてないことを思い知る波平だった――
◆◆◆◆
起承転結はあるものの、大それたハプニングや展開があるわけでもなく、平凡なストーリーという印象。面白くないことはないけど、少し飽きる。ボーッと見たいときにぴったりな映画。
熊本の遊園地から、早く東京に戻りたい一心で本来の仕事を全くしない主人公は、仲間と過ごしていくうちにお客さんの笑顔を求めて仕事をするようになるという、基本的にはハートフルな内容。
登場する遊園地のスタッフたちはみんな好感の持てるいいキャラが集まっていて、こんな職場なら楽しいねって思えた。
◆◆ネタバレ含む◆◆
最初はいい彼氏をやってた中村倫也が、いつのまにか遊園地を蔑むよくわからんキャラに変わっていたのは残念。
序盤からそういう伏線張っとけばよかったのに。
中盤で、閉園後に遊びたいと要求するご当地アイドルは、
最後はマネージャーから「ありがとうございます！夏休みらしいことをさせてあげられます！」とか「波平さーん！」みたいな感じで円満に終わっていたけど、
遊園地到着直後の印象が悪すぎて、正直ついていけなかった。
あと、“神様、僕は気づいてしまった”の挿入歌が2回流れたけど、タイミングと曲の雰囲気がベストなのか疑問。
使ってくださいと言われて無理やりねじ込んだ出来。
中盤とラストで分けて曲流せば良いのに、なぜあんなに近いタイミングで使用したのか、、
