Cem

カノア(原題)のCemのレビュー・感想・評価

カノア(原題)(1976年製作の映画)
5.0
1968年、メキシコの小さな町カノアで起きた悲劇を描く、胸糞で残酷な実話もの。

大学職員5人組が登山に出かけたら、村人たちから共産主義者と疑われリンチを受ける。立ち寄った町がキチガイ司祭に支配されていたのだ。自分も旅行したばかりだから、凄く哀しくて涙がでた。メキシカンボーイがカメラ目線で町について教えてくれる冒頭、悪く言えば手抜きだがシンプルで良い。ごちゃごちゃしてないぶん控え目ではあるも、この位が丁度良い。逮捕されたのは2人だけ、司祭は捕まってもないそうだ。こんな悲劇は二度とごめんだ。
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