以前、出川哲朗の充電させてもらえませんか?
という番組に新しい地図の三人がゲスト出演していた回で、吾郎ちゃんがこの作品に出てくる岩井モータースのロケ地をたまたま通って、あれ?っと気付いた吾郎ちゃんがそこに立ち寄るという場面があった。
現地には撮影に使われた“岩井モータース”の看板が今も駐車場の片隅に置かれていた。
作中に岩井モータースが出て来た瞬間、そのことを思い出して、あ!あそこだ!って心の中で叫びました。笑
少年時代の友人はいつまでたってもあの頃のままでいさせてくれる、そんな気がした。
大人になって、それぞれの生活が始まって、会うことがなくなって、いつの間にかたまにしか思い出すこともなくなる。
そうやって大人は不器用になっていくんだなぁ。
それでも、故郷に帰ればあいつらがいる。
どれだけ心強いことだろう。
久しぶりの再会は感動の再会にはならない。
いつも会ってたみたいな。
一気に少年時代に戻るみたいな。
離れていた時間を感じさせない不思議な力が昔子どもの時代の友人にはある。
話さなくてもそばにいるだけでいい。
そばにいてくれたら話せる。
忘れていた気持ちが蘇る。
誰の中にも世界はある。
でも自分ひとりぼっちの世界に生きていてはいけない。
人間は人間と関わらなければ生きていけない。
この作品は備長炭を作る工程が観れます。
備長炭への愛が伝わって来ました。
“まるで恋仲のような”
71/2020