半世界の作品情報・感想・評価

上映館(1館)

「半世界」に投稿された感想・評価

ichi81

ichi81の感想・評価

3.5
小さな小さな集落で暮らす、不器用なおっさん3人の友情物語。
淡々と進むストーリーの中で、3人のセリフが、観ている自分に沁みた。
しーる

しーるの感想・評価

4.0
いい映画だった
Keitan

Keitanの感想・評価

3.7
坂本順治監督。稲垣吾郎主演。
見終わって何から書いて良いのかチョット混乱している。映画を見て久しぶりに涙した。(自分としては涙腺が硬い方ではないので泣く時は泣くが、そう言えば久しぶりだと思う)ただ何で泣けたのか上手く書けない気がする。もちろんシーンとしては当然悲しい場面で、それが突然だったからなのか、シーンの積み上げによる感情の高まりだったのか上手く整理がつかない。

物語は、普通に日々を暮らす人々の普通の日常を描いている。印象的なセリフで「三角形の関係」というキーワードが出てくるが、親子三人の関係、旧友三人の関係を中心に物語は進む。それぞれに悩みや問題を抱えて、それでも一生懸命に生きているそれぞれの姿が描かれる。でもその関係に突然の、それも何の前触れもなく別れが訪れる。ところが、この映画の凄いところだと思う。
最後に(冒頭で約束された場面)残された二人は思い出のタイムカプセルを掘り起こしては埋め直す。欠けたカケラに想いを馳せつつ、関係はまだ続くからと言って。悲しい出来事、それさえも日常。だけど生きなくては。そんなメッセージが胸を打つ。

そういえばタイトルの「半世界」の意味は?結局は、自分の人生で知ってる事と知らないこと。という意味だと感じた。

ところで、稲垣吾郎主演なので、当然ゴローちゃんに頑張って欲しいなと期待していたのだが、長谷川博己と並ぶと演技が霞んでしまうなー。とそこは残念。
SOR

SORの感想・評価

3.0
記録
なきょ

なきょの感想・評価

3.3
吾郎ちゃんは綺麗すぎてあんな田舎の製炭所にこんな小綺麗なやついるかよっていう印象になっちゃったけど、でも39歳夫婦のリアル感がよかった。池脇千鶴さんがマジで田舎のおばさんになっててすごい。
夜の海で幼なじみ3人で寒い寒い言いながら毛布包まるシーンはキュンとしたり懐かしかったりで涙出た。
あと長谷川博己さん
まさに吾郎ちゃんのパブリックイメージに無い役で、それが今出来るっていうのはホント退所したことを活かしてチャレンジしてますよね。慎吾ちゃんの「凪待ち」もですけど。
で吾郎ちゃんは真逆のキャラを演じたわけですが、土臭い炭焼き職人ってだけじゃなくどこか自分自身への欲というか関心が無くて、ただただ仕事をして日々生活することにしか関心が無い人間を演じてるっていう新鮮味もあって。でもちゃんと葛藤はあって。それが彼にとっての世間ではなく世界であり、一般的(定義によるけど)な世界とはまた異なる人生なんですよね。それをちゃんと演じててよかったです。
我が長谷川博己のトラウマからの無双モードもよかったしKEEのイメージ通りのキャラを演じ切るのもよかったし、やはり全体的にキャスティングの良さもありました。

社会との関わり方としての世間ではない半世界と、人生の岐路というか一生の折り返し地点まで来てるって意味での半世界ってのもあった気がしますね。今までとこれからをどうすればいいのか?とはわかっててもどうにも出来ない現実。
それに絶望してるわけでもないので無駄にペシミスティックな要素が強く出ずにこの作品のカラーとしてこういう感じになってるんだろうなーって。ラストのこと考えると、突然何が起こるかわからないし、全てを予測して備えてるわけでもなく日々をただ生きてるだけっていうのが人生であるっていう。それが人の一生という意味では世界とはまさに人それぞれの半世界の集合体でありそれが世界なんではないでしょうか。
silence

silenceの感想・評価

4.0
不器用な男たちの友情と家族愛。何気ない会話が素晴らしい。

完全に同年代だからか余計に胸に響いた。
岩男

岩男の感想・評価

4.4
"お前のことはお前より知ってるよ俺は"
"お前らは世間しか知らない…世界を知らない"
"こっちも世界なんだよ、色々あるんだよ"

田舎あるあるのような地味でリアルな設定だけど、キャストが豪華で、それぞれキャラが立ってて見応え十分🤫緩急が効いてて観やすい!
長谷川博己演じる瑛介の絶望から再生への人生に、稲垣吾郎演じる絋も巻き込まれながら現実を見つめなおし、その周囲の人たちの変化も垣間見れるような優しくも力強い良作。

長谷川博己、池脇千鶴、石橋蓮司がヤバいヤバい。
kazu1961

kazu1961の感想・評価

4.0
▪️Title :「半世界」
Original Title :※※※
▪️Release Date:2019/02/15
▪️Production Country:日本
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record :2019-245
▪️My Review
あかん!ラスト近くからボロボロ😢になりました。日常の小さな営みだからこその臨場感です。
哲学的な想像力を掻き立てられる『半世界』と名付けられた映画は、阪本順治の26本目となる監督作となります。
阪本順治の脚本・監督によるオリジナル作品で、とある地方都市を舞台に炭火焼職人の主人公とそれぞれの人生を歩んできた同級生2人が人生も半ばを迎え残りの人生と向き合っていく、そんな作品です。世界は市井の人々の小さな営みでできているという監督の視点も込められているんですね。
諦めるには早すぎて、焦るには遅すぎる39歳という年齢の男三人の友情物語を軸に、複数のエピソードを交えながらやがて命の通った夫婦のドラマとしても結実していきます。「人生半ばに差し掛かった時、残りの人生をどう生きるか」という誰もが通るある地点の葛藤と、家族や友人との絆、そして新たな希望を見事に役者陣の絶妙なアンサンブルと阪本監督ならではの無二の作風と独創的なストーリー展開で描いています。
人は生きて死ぬ、だからこそ際立つ刹那な幸せをスクリーンに描ききった素晴らしいドラマですね。
絶妙な配役で、主演に稲垣吾郎を迎え、長谷川博己、池脇千鶴、渋川清彦という絶妙な演技で観る者を楽しませてくれる面々が揃ったています。
良作!!😢

▪️Overview
「エルネスト」「人類資金」の阪本順治監督のオリジナルストーリーで、稲垣吾郎が主演を務めた人間ドラマ。稲垣が主人公となる炭焼き職人の紘を演じるほか、長谷川博己、池脇千鶴、渋川清彦ら実力派キャストが共演する。山中の炭焼き窯で備長炭の職人として生計を立てている紘の前に元自衛官の瑛介が現れた。突然故郷に帰ってきた瑛介から紘は「こんなこと、ひとりでやってきたのか」と驚かれるが、紘自身は深い考えもなく単に父親の仕事を継ぎ、ただやり過ごしてきたに過ぎなかった。同級生の光彦には妻・初乃に任せきりの息子への無関心を指摘され、仕事のみならず、反抗期である息子の明にすら無関心だった自分に気づかされる。やがて、瑛介が抱える過去を知った紘は、仕事、そして家族と真剣に向き合う決意をする。2018年・第31回東京国際映画祭コンペティション部門に出品され、観客賞を受賞した。

オープニングの二人の行動で読めた、田舎あるあるストーリー。

まったりと観れる雰囲気が好き(´∀`)

すっごい早死にだけど、あんなに惜しんでくれる奥さんで羨ましいな!笑 うちのマイハニーだったら、無表情で内心ほくそ笑んでるとこ、霊魂になった私が目撃したら嫌だな(-_-)
>|