想定外の涙でした。
壮麗、美麗の青春賛歌。
胸を締め付けられたり、勇猛鼓舞されたり、感情の起伏が凄い。
友と一緒に努力して、笑って、泣いて、ケンカして全部引っくるめて青春だ！若さだ！を見せつけられた。
最初は中国文化革命版の乃木坂46がメロドラマ繰り広げるのか〜という感じだけど、途中から思いのほかヘビーな話になっていく。（ちょっと色々詰め込み過ぎた感はあるが）
中国の物語って勝利だけを正義とせず、辛さも楽しさも全部引っくるめて良い思い出、とするのが多いと思う。この寛大さが素敵。大河が育んだ文化のせいなのかな。
第二次大戦後もこんな血生臭い時代があったとか同じ現代史でも日本とは全然歴史観違うんだろうな、と勉強になった。
最近感銘を受けた映画『ラストエンペラー』のラストとちょうど繋がる時代の話だったので知的好奇心ビンビンでした。
