中国国内線で隣の人々が観ていて気になっていた作品。やっと観れた。思ってたより骨太な作品だった。
オープニングから軍の名前が思いっきり入っている割に、思い切ったお話を残せているのではと思う。これを現代の中国人が観てどう感じるのかすごく気になる。
Youthとか、青春とか、ラブストーリーとかそういう言葉で修飾しきれないのでは、と感じるけれど、じゃあ何?って言われるとよく分からない。
とりあえず画として綺麗だから、観てほしい。
禁止されていたテレサ・テンの曲を模範兵のリウ•フォンがうっとりとした表情で聞き、その後の展開は悪く言えば「若気の至り」(でもこれもYouth)。
シャオピンが自分を取り戻すきっかけの曲が、彼女をその状態に追いやってしまった曲と一致する。取り戻すことが果たして正解なのか微妙なところだけれど、この繋ぎ方は超センスある。
舞踊をメインにしているだけあって、映画化されるべき作品だと思う。