天然☆生活の作品情報・感想・評価 - 3ページ目

天然☆生活2018年製作の映画)

上映日:2019年03月23日

製作国:

上映時間:97分

3.9

あらすじ

「天然☆生活」に投稿された感想・評価

Kazu

Kazuの感想・評価

3.4
仕事で疲れた身体にちょうどよく
癒された
川瀬陽太どんどん良い俳優になっている
EDPS

EDPSの感想・評価

3.0
後半にネタバレ厳禁のとんでもない展開になると聞いて期待して見ました。

おっさん達がイチャイチャしてるだけの前半が最高で「これはとんでもない傑作かもしれない」と思ったのですが、中盤からどんどん減速していき、その「とんでもない展開」からラストシーンには完全に「無」になりました。

監督の照れが出てしまったのかすごい中途半端。ストーリーか映像でものすごいカタルシスが最後に来て欲しかったです。田舎の偽善も都会の欺瞞も全部血の海とし、燃やし尽くしてしまえば「サスペリア」を超えたかもしれないのに…
主役トリオが最高!中盤からの狂気というかサスペンス感が無理やりぶちこんだ感なく脚本が素敵。ラストは強烈なものをぶちこまれてノックアウトです。皮肉というものの表現の仕方がニクい☆
2019 4月 鑑賞

不思議な映画だった。

真ん中あたりまでは、田舎で平和に暮らす主人公たち3人のおじさんの生活に、
都会から来た古民家カフェを開きたい一家が闖入してくる様子がメインになっている。
この一家、嫌だな〜笑笑
うちも田舎だったので、ごくたまに都会の方から来て人の生活にずけっと入ってくる人達に実際に会った。「田舎ですけど、プライベートゾーンですよ?」っていう気分なんだよな。。田舎には田舎の作法と人間関係がある。都会よりむしろずっと密、人が少ないから。

中盤あたりで川瀬さんが本家を出てからの展開は、もう"なんだこりゃ?"です笑
なんだこりゃすぎてめちゃくちゃ笑える笑
でも見終わった後ふと思うのは、映画って自由なんだよな〜ってこと。小さい枠にはめ込んでいたら映画じゃねぇ。

"不寛容な社会に対する怒り"が根底にありますよね、とアフタートークで渋川さんが話してた。
実際に、今の日本はすごく不寛容な社会になってる。海外に行った経験も少ないから日本にいる中で感じれることでだけど、事実不寛容だと思う。だって最近日本には特にアジアから観光客がたくさん来ていて仕事で関わる機会が多いけど、日本人と全然違うから。日本人の10人に9人は、もう余裕がない、疲れて疲れて周りに寛容になる余裕などない。海外から来てる人は10人に8人くらいは余裕がある。個人的な体感でしはあるけど、これは事実。
このままどんどん不寛容な社会が進んでいったらどんどんつまらない社会になってしまうんじゃないだろうか。。
せめてまずは、自分自身が多様性に対して寛容になろう。寛容になる努力をしよ。
i

iの感想・評価

2.5
都会から来た家族の鼻に付く感がうまい。ラストはうーん、、

トークショー
川瀬陽太、渋川清彦、監督 登壇
nishiyan

nishiyanの感想・評価

3.8
新宿ケイズシネマにてベトナム映画の傑作「漂うがごとく」の連チャンや。「漂うがごとく」の次にこの作品って、この映画館どんだけアバンギャルドやねん。それにしても、凄い編成やな。
この映画も「漂うがごとく」に引き続きMarrisonさん高評価やな。これは観なあかん。
職もなく家族もなく親戚の家に居候してる50過ぎのオッサンニートが主人公や。職も家(もちろん賃貸)もあるけど、心象風景としてはわしに近いなと思いつつ観てたわ。この作品がええんは、このオッサンニートへの愛が溢れとうとこやな。贅沢もせず、人に迷惑もかけず、決して目立たず、ひっそりと田舎で仲間と楽しく暮らすこのオッサンに何の罪があんねんな。ええやんか、こういう人生があってもっちゅう強烈なメッセージ。わしはありやな。
映画の結末はちょっとびっくり。はっはー、こう来たんかいな。せやけど、スカッとしたよ。ほんま、ざまあみろやで。
ラストカットもええで。まあここまでやるかと。とことんやるな。正にリアル「天然」!響けボンゴ!いつまでも。
lp

lpの感想・評価

3.0
日本映画界が誇る名バイプレイヤー、川瀬陽太の最新主演作。

田舎で暮らすオジさん3人組の生活が、東京から引っ越してきた1組の家族により変化する。
「田舎VS都会」の対立軸をベースにしたサスペンスフルなドラマかと思いきや、映画は思いもよらぬラストを迎える。賛否は分かれるだろうけど、監督が自由に撮ったことが伝わってきて個人的には嫌いじゃない。
Marrikuri

Marrikuriの感想・評価

4.4
一言でいえば、キンピカ映画(笑)。

冒頭から、文部省唱歌?が有無を言わせず私たちを鷲づかむ。
つかみつづける。
左利きの夫婦がコ・ワ・イ。

ボン●を●●された時点で主人公は心を殺されてて、、ラスト10分は彼の臨死体験(新手の幽体離脱)ってことね。ヘン●ン直後には「それでいい。それしかないはず。イケーッ!」と沸騰したけど、やがて多少ガッカリ。いろいろスローすぎて。。。
しかし、だ。私たちは、日々強いられる闇(さまざまな理不尽・不如意・不景気)を何か聖なる夜明けへの伏線だと期待したりするけれど、社会はたいてい弱肉強食なまま一人一人にちっぽけな補償だけを選ばせて終わる(んだろうね)。
伏線未回収の人生だけど歩け、柔和に歩きだすんだ、例えばこんなふうに、、という“バッビーエンドまたはマッチーエンド”(←マッチ売りの少女)。ただし、弱者なりの反撃の図を刻印してくれるサービスはつく。

いずれにせよ、鑑賞後、おっさん川瀬の可愛らしさ以外に何も心に残らなかった。昭和黄金期をとうに失った諦めやすい日本だからこそ作れる、矮小で巧みで不合理で麗しいキラキラ偶像映画だ。いや、キンピカ(再笑)。


永山監督から川瀬陽太さん─亀─木村知貴さん、のつながりをたびたび目にする。
まるぢ

まるぢの感想・評価

3.9
この監督にお金渡したら絶対おもしろくてためになる大衆邦画作る
不仲だった従妹同士の友情の再生。
旧友を交えての青春カムバック。
都会への憧れと嫉妬と反骨を抱きながらも、ほのぼのとしている田舎生活。
何とも暖かで、人間っていいなと感じさせてくれる。
武骨で頑固な年上の従妹、脳内年齢が小6のまま止まっている同級生、二人の間に挟まれ眉間に皺を寄せながらも笑顔を絶やさない主人公。
三人の織り成す人間賛歌は実に穏やかで、上質たるコメディの雰囲気が立ち上っていた序盤。

いやはや、見立てが甘かった。

作品が中盤を越してからはゴリゴリのヒューマンホラーにテイストが豹変。
救いなどという言葉はいっさい無い。
今思えば、確かに最初から何だかおかしな雰囲気もあったような。
目の前で亀が踏み殺されるわ、人間の顔が破裂するわ、籠城、美人局、未成年暴行疑惑、もう何でもござれ。遂にはホームレスが光り輝き神になる。

笑顔で近付いてきた天使に眼前で真顔の張り手を喰らわされた気分で劇場を後にした。

物凄く良い映画体験をさせて貰えたけれど、やはり主人公があそこまで救われない作品は気分が重たくなる。年上の従妹と旧友にも何かの罰を与えてほしかった。