さりさり

フラットライナーズのさりさりのレビュー・感想・評価

フラットライナーズ(1990年製作の映画)
4.0
地味に始めた「苦手意識克服マラソン」
第2回目はこちらの女優、顔が苦手なジュリア・ロバーツです。
(好きな方、ごめんなさい)

大ヒット作の『プリティ・ウーマン』を観た時は熱を出し、あの感動作『ワンダー 君は太陽』を観た時もジュリア・ロバーツが苦手だったので、一個も泣けませんでした。
でも過去に1作だけ、彼女が出演した作品でえらく感動した映画があったのを思い出しました。
もうかなり昔、TVで何気なく観た、この『フラットライナーズ』です。
私の記憶が正しければ、この映画ではジュリア・ロバーツに嫌な印象は持たなかったはず。
なので今一度、この映画を観てみよう!という気持ちが沸々と沸き上がって来たのであります!

5人の若き医学生が自らの体を使って臨死実験をする話。
心臓の動きを止め、死の淵まで行き、また蘇生する。
死…その先に見えるものを知りたいがために。
こんな危険な実験、医療に携わってる人じゃなければ出来ません。
いや、携わっててもそう簡単には出来ないでしょう。
だって一歩間違えれば、死の淵からはもう戻って来れないのですから…。

そしてその実験の後、ある恐ろしい出来事が、じわりじわりと彼らを追い詰めるのです。
サスペンス仕立てのスリラー。
+ホラー+ファンタジーと、様々な要素が盛り込まれています。

1990年の作品で、当時人気絶頂だったキーファー・サザーランド、ケヴィン・ベーコン、そしてジュリア・ロバーツが若く凛々しい姿で登場します。
今やすっかり悪役のイメージが強いケヴィン・ベーコンが、めっちゃカッコいい役を演じています。(素敵!)

そして今回、私のメインディッシュであるジュリア・ロバーツは……。
んん~!

めっちゃいい!!!

どことなく陰があり、寂しげで美しい医学生を、さりげなくサラッと演じています。
美しさを強調してないんですよね。
むしろ抑えてる。
だからこそ、あふれる美貌。
苦手だと言っときながら、美貌と認めざるを得なかった!
はい、私の負けです。
貴女は美しい。

ストーリー的にも面白かった!
これは何度観ても飽きません。
まぁ、早い話が、私好みの内容でした。
リメイクもあるようですが、このオリジナルのイメージを壊したくないから、今はまだ観ないでおきます。

この作品でのジュリア・ロバーツの苦手意識の克服は大成功です。笑
さりさり

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